最 愛

真保裕一の『最愛』を読みきった。

集中力が途切れがちになって、読み終わるまでかなり時間がかかりました。読み終えた感想、というより読みきった充足感が先にきてしまうわ。

これって本当に真保裕一が書いたのかな？というくらい、他の真保作品とは異なる読後感。
軽々しく感想を口には出来ないし、軽々しく人にはすすめられない。

主人公が姉へ向けた自責の念と愛おしさと誇らしさの繰り返しと、姉の真っ直ぐすぎて全てを受け入れる愛の注ぎ方。
最後のほうまで、タイトルと内容に一体感がないなーと思っていたけど、読み終わったあと、これは『最愛』以外にないね。

ふと思ったのは、姉弟という家族構成の姉または弟がこの本を読んだらどういう感想を持つのだろうということ。『最愛』に出てくる姉弟は複雑な環境で育ってそれぞれ大人になったので、あんまり自分のこととは置き換えられないかしら。

読んでよかった一冊でした。

最近は週４冊ペースで本を読むことにしている。

次は中場利一の『走れ！ビスコ』だ。
装画がまず卑怯なくらい面白い。これで内容が面白くないはずないでしょ。

とか言って、すごいシリアスなストーリーだったらどうしよう。

ま、それも含めて本との出会いだからね。

搾り出す。

真保裕一の『最愛』がなかなか読み進められない。特に難しい内容でも文体でもないんだけど。
午前中は本を持ったまま眠ってしまったし。まだ『最愛』の"波"に乗れてないのだと思う。

今週は診察がある。最近なんだか気分が晴れないのは、暑いから家に閉じこもる時間がないからなのか、それとも何か違う理由があるのか。
ここ数回の診察で、薬の飲む量や種類が一気に減ったのも理由の一つなのかしら。

あと２ヶ月で社会復帰。

できるかな。ていうかする。
じゃないとお金がもう無いんだぜ。

無題

今日は朝から『ああ娘』『モノ語り一題二話』を読んで、今は『最愛』を読んでいます。

夕方、少し眠くなって横になって起きたら８時半でした。
朝かと思ってびっくりした。

「はじめてのおつかい」はいつ見ても面白いねー。

恥ずかしがりやで、おとなしい性格。

姉１と姉２と姉２の娘、つまり姪っ子と会った。

姪っ子からお土産をもらった。



このカワイイくまさんはケアベアという、様々な色とお腹の絵があってそれぞれ性格が違うんですって。

このケアベアは【ウィッシュベア】という名前で、「願いごとを叶えるお手伝いをしてくれる女のコ。恥ずかしがりやで、おとなしい性格。」とケアベア辞典
に載ってました。

姪っ子は優しい女の子に育ったなー。

じゃあ、おばさんはキャリーオーバーが出たときにロト６を買うから「６億円が当りますように」という願いごとを叶えるお手伝いをしてもらうよ。
俗っぽくてごめんねー。

軟軟硬硬？軟軟軟硬？

図書館で借りた本を読み終わったので、新しい本を借りに行った。



西原理恵子＋父さん母さんズの『ああ娘』、大田垣晴子の『モノ語り一題二話』、中場利一の『走れ！ビスコ』、真保裕一の『最愛』を借りてきましたよ。

本当は西原理恵子＋父さん母さんズの『ああ息子』のほうが、姉が面白いと言っていたのでそちらを借りたかったのですがそれは借りられてました。むー。

図書館で借りるときの癖なのか、エッセイなどの軽めのものと、内容が重めのものを同時に同じ数だけ借ります。バランス取ってるのかしら。本田選手の両手腕時計のごとし。

ただ、『走れ！ビスコ』の中場利一さんは『岸和田少年愚連隊』シリーズの著者でもあるので、重めの小説かどうかはわからない。

冒険だ。
冒険しないと面白い本には出会えないのだ。

結婚についてググる。

今日は一歩も外に出ず、ただ黙々と読書。

この前借りた本のうち残りの２冊、穂村弘の『現実入門 ほんとにみんなこんなことを？』と、五十嵐貴久の『土井徹先生の診療事件簿』を読んだ。

両方とも期待値が高かったせいか、あれ？ってくらいあっさり読みおわってしまった。これは、本が悪いんじゃない。期待しすぎた自分が悪いのだ。

『現実入門』は、同じ穂村弘著の『世界音痴』の中の"人生の経験値リスト"で未経験になっている項目を、穂村さんが順番に体験してそれについて書いていくエッセイだ。

穂村さんは初献血や初占い、初合コンをこなしていく。そして最後に"初「お嬢さんを僕にください」"をするのだ。
つまりプロポーズだ。

相手についてはエッセイ中に登場してこないので、今まで一緒に色んな"初"に付き添ってきた編集者のサクマさんと結婚したような印象を受ける。

そうだとしたら素敵だなーと思って「穂村弘」ググろうとしたら、予測検索に「穂村弘 結婚」と出てきました。
同じことを考えて調べようとググった人が多かったみたい。

ご結婚されたお相手は、サクマさんではなかったけれど、とても素敵な方のようでした。よかったよかった。