国とは、女のことぜよ。

今日(正確には昨日ですが…)は待ちに待った、舞台「新･幕末純情伝」を観る日！


出演者の馬場徹くんと富岡晃一郎さんとは、前職で一緒にお仕事をさせていただいたので、差し入れを買ってご挨拶をと思ってました。


だがしかし！14時開演の舞台なのに、朝まで原稿を書いていたせいで、起きたのは12時40分！
家から渋谷PARCO劇場までは1時間半以上はかかる！
とりあえず、10分で支度をしてタクシーで渋谷へ。


開演2分前に到着。
しかし、チケット代と同じくらいのタクシー代…。
痛い出費。
もう一回観に来れるじゃないの。



そう、もう一度観に行きたくなるくらい、良い舞台でした。つかこうへいさんの追悼公演。
3分の2くらいはずっと泣きながら観てました。




初日のレビューでは、馬場くんの演技に対して辛口な意見もありましたが、公演の間に成長したのでしょう。
もうそんなことは吹っ飛ばしてしまうくらい、かっこよくて、スケベで、愛に満ちた坂本龍馬でした。


鈴木杏ちゃんの沖田総司もかっこよかった。
過酷な運命に翻弄されながらも、懸命に生きる沖田総司の熱は客席にまで伝わってきました。


また、富岡晃一郎さんの演じた、新しい時代が来たなら教師になりたいという少し変わった新撰組の二宮という役もよかった。
新しい時代の新しい教科書、見たかったな…。


今日のブログのタイトルは、龍馬が女である総司に言う台詞です。
またちょっと余韻がよみがえってきました。


もちろん、つかさんの作ってきた舞台ですから笑いも散りばめられていて、AKB48の「大声ダイヤモンド」を歌うときに、沖田総司がじゃんけんをしながら「ライバルは篠田麻里子ちゃんです」と、早速昨日のAKBじゃんけん大会をネタにしていたりして、さすがでした！




アンコールの舞台挨拶で杏ちゃんが「台風直撃の中、観に来てくださってありがとうございました。帰りもお気をつけて」と言ってくれて、杏ちゃん優しいなーと思っていたのですが、帰りは本当に台風直撃でした！！


劇場から駅までは、壊れたビニル傘が飛んできて、傘をさしていても服はびしょびしょに。
それで、山手線に閉じ込められた…。


そのあとは地下鉄を乗り継いで、最後はまたもタクシーで。


帰ったのは9時でした。
疲れた…。



でも、台風の中でも、疲れた思いをしても、それでも今日の舞台を観に行ったことは1ミリも後悔していません。
それだけ、良いものを観させてもらいました。
ありがとう。
ありがとう、つか先生。